相上村(読み)あいあげむら

日本歴史地名大系 「相上村」の解説

相上村
あいあげむら

[現在地名]大里村相上

荒川右岸に位置し、東は玉作たまつくり村、西はおかごう(現東松山市)、北は和田吉野わだよしの川を境に津田つだ村・向谷むこうや村・高本たかもと村。田園簿では田方二二三石余・畑方六七石余、忍藩領。国立史料館本元禄郷帳では幕府領で、花蔵かぞう(華蔵院)領がある。なお同院は新義真言宗で、慶安元年(一六四八)に朱印地六石を寄進されている(風土記稿)。同書成立時には川越藩領、家数三六、用水は和田吉野川から引水。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android