盛殿(読み)モリドノ

デジタル大辞泉 「盛殿」の意味・読み・例文・類語

もり‐どの【盛殿】

神にささげる供物を調える所。盛屋もりや
伊勢神宮で、祭使・寮官が直会殿なおらいどので賜る酒食を盛り調える殿舎

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「盛殿」の意味・読み・例文・類語

もり‐どの【盛殿】

〘名〙
① 神にささげる供物を調える所。盛屋
※香取神宮古文書‐弘安九年(1286)六月日(古事類苑・神祇七八)「僅雖殿〈号仮殿〉之造営
② 伊勢神宮で、祭使・寮官が直会(なおらい)殿で賜わる酒飯雑器に盛り調える殿。
皇太神宮儀式帳(804)「御酒殿一院〈略〉盛殿一間」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android