盗足(読み)ぬすあし

精選版 日本国語大辞典 「盗足」の意味・読み・例文・類語

ぬす‐あし【盗足】

〘名〙 足を上げて、音をたてないで踏むこと。また、その足さばき。現在の「ぬき足」の意か。
※二曲三体人形図(1421)「盗足(ぬすあし)〈注〉足ヲヌク」

ぬすみ‐あし【盗足】

〘名〙 足音のしないようにそっと歩くこと。ぬきあし。
浄瑠璃津国女夫池(1721)四「兄はのがれんのがれんとそろりそろりのぬすみ足」

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