皋蘭(読み)こうらん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「皋蘭」の意味・わかりやすい解説

皋蘭
こうらん / カオラン

中国甘粛(かんしゅく)省の省都蘭州(らんしゅう)市に属する県。常住人口13万1785(2010)。県政府は、包蘭線(パオトウ―蘭州)の通る石洞(せきどう)鎮に置かれる。蘭州市の北東部、黄土(こうど)高原を占め、山間畑作牧畜が行われる。皋蘭はいまの蘭州市が設置される前、清(しん)代から置かれていた県の名で、1941年市街地を中心に蘭州市となり、県は郊外を管轄することになった。

[秋山元秀・編集部 2017年6月20日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

普及版 字通 「皋蘭」の読み・字形・画数・意味

【皋蘭】こうらん

沢の蘭。

字通「皐」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報