皇后杯(読み)こうごうはい

知恵蔵mini 「皇后杯」の解説

皇后杯

スポーツ競技において、女子(団体、個人)に対して贈られる賜杯国民体育大会では、女子総合成績1位の都道府県に授与される。皇后杯が贈られる主な大会には、国民体育大会、全日本バレーボール選手権大会、全日本総合バスケットボール選手権大会、全日本ソフトテニス選手権大会、皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会、全日本卓球選手権大会、全日本弓道選手権大会、全日本剣道選手権大会、全日本柔道選手権大会などがある。2012年10月、これらの大会に加えて、日本サッカー協会が主催する「全日本女子サッカー選手権」が新たに賜杯が贈られることが決まり、同年より「皇后杯全日本女子サッカー選手権大会」と名称が変更されたことで話題となった。

(2012-10-30)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の皇后杯の言及

【国民体育大会】より

…開催年(冬季大会は前年)の4月1日の時点で,成年は18歳以上,少年は18歳未満の者とする。天皇杯は冬季,夏季,秋季各大会を通じて実施した全正式競技の男女総合成績(天皇杯得点)1位,皇后杯は同じく女子総合成績(皇后杯得点)1位の各都道府県に授与される。 1964年の第19回大会に地元の新潟県が男女総合優勝して以来,開催県は天皇杯獲得を最大の目標とするようになり,得点源として年ごとに開催県を転々とする〈ジプシー選手〉が生まれた。…

※「皇后杯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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