百姓読(読み)ひゃくしょうよみ

精選版 日本国語大辞典 「百姓読」の意味・読み・例文・類語

ひゃくしょう‐よみ ヒャクシャウ‥【百姓読】

〘名〙 漢字を偏または旁(つくり)から類推して、我流に読むこと。「垂涎(すいぜん)」を「すいえん」、「洗滌(せんでき)」を「せんじょう」、「絢爛(けんらん)」を「じゅんらん」と読む類。
随筆・海録(1820‐37)二「目と心とはかるなどいふは、世にいふ百姓読だに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android