百刈(読み)ひゃくかり

精選版 日本国語大辞典 「百刈」の意味・読み・例文・類語

ひゃく‐かり【百刈】

〘名〙 田の面積を量る方法の一つ。刈り取った稲の束(たば)十把(一把は鎌の二手打)を一刈とし、その百倍の収穫ある田積。年貢納高や小作料を知る規準として古くから用いられ、百刈の地積は約一反歩とされているが、地方時代によって異同がはなはだしい。〔地方凡例録(1794)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android