デジタル大辞泉
「白鳥の」の意味・読み・例文・類語
しらとり‐の【白鳥の】
[枕]白い鳥である鷺の意から、また、白い鳥が飛ぶ意から、「鷺」「飛ぶ」にかかる。
「―鷺坂山の松かげに」〈万・一六八七〉
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しらとり‐の【白鳥の】
枕
①
白鳥が飛ぶ意で、「飛ぶ」と同音を含む
地名「飛羽山
(とばやま)」にかかる。
※
万葉(8C後)四・五八八「白鳥能
(しらとりノ)飛羽山松の待ちつつそ我が恋ひ渡る此の月ごろを」
② 白い鳥である鷺
(さぎ)の意で、「鷺
(さぎ)」と同音を含む地名「鷺坂山」および
類音の「先」にかかる。
※万葉(8C後)九・一六八七「白鳥(しらとりの)鷺坂山の松かげに宿りて行かな夜もふけゆくを」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報