白金台町九丁目(読み)しろかねだいまちきゆうちようめ

日本歴史地名大系 「白金台町九丁目」の解説

白金台町九丁目
しろかねだいまちきゆうちようめ

[現在地名]港区白金台三丁目

目黒不動(現目黒区)に向かう道の両側町で年貢町屋。ただし道の北側部分は全域が讃岐高松藩松平家抱屋敷、南側も幕末には全域が幕臣邸地。文政町方書上によると東は今里いまざと村および白金台町八丁目、西は高松藩下屋敷および白金台町十丁目、南は同町および妙円みようえん寺、北は高松藩下屋敷および白金台町八丁目。町の起立などは同一丁目に同じ。町内間数は南側が東西表八一間余・裏幅八三間余。南北は奥行が東方二二間余・西方一四間。一千六〇〇坪。北側は九―十丁目全域一千七七六坪が古来より高松藩抱屋敷となっており、町境も不明という。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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