白紙子(読み)シロカミコ

デジタル大辞泉 「白紙子」の意味・読み・例文・類語

しろ‐かみこ【白紙子】

柿渋を塗ってない白地紙子。主に律宗の僧または好事家が着る。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「白紙子」の意味・読み・例文・類語

しろ‐かみこ【白紙子】

〘名〙 柿渋を塗らないで仕立ててある紙子。律宗の僧徒が多く用いる。《季・冬》
雍州府志(1684)七「紀伊国根来土人以下白紙不柿油者、為紙衣。是謂白紙子(シロかみこ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android