白斑(天文)(読み)はくはん

百科事典マイペディア 「白斑(天文)」の意味・わかりやすい解説

白斑(天文)【はくはん】

太陽表面で特に明るく白っぽく見える斑点。太陽周縁付近の暗い所でよく目立つ。極付近に現れるものと黒点帯に現れるものと2種あり,後者のほうが面積も大きく寿命も長い。黒点と同じく太陽活動と密接な関係にある。白斑光球上層部に起こる現象で,温度周囲の光球より200〜600℃ほど高い。
→関連項目光球

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