精選版 日本国語大辞典 「瘡頭」の意味・読み・例文・類語
かさ‐がしら【瘡頭】
〘名〙 おできのできている頭。かさあたま。
※御伽草子・高野物語(室町末)「かさがしらそり、此御山にてもはや三十よねんに成候」
※譬喩尽(1786)二「瘡頭(カサガシラ)掻乱(かきみだ)したやうな」
かさ‐あたま【瘡頭】
〘名〙 =かさがしら(瘡頭)
※俳諧・談林十百韻(1675)上「思ひつもりて瘡頭かく〈松臼〉 百とせの姥となりたる道の者〈正友〉」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報