精選版 日本国語大辞典 「痛痛・傷傷」の意味・読み・例文・類語
いたいた‐し・い【痛痛・傷傷】
① 非常にかわいそうだと感じられるさまである。見ていて気の毒に思う状態である。たいへん哀れである。
※胡琴教録(13C初)下「そこぶるはやくいたいたしくひくべきなり」
② 程度のはなはだしいさま。大層。
※玉塵抄(1563)四六「よい酒をすごいていたいたしう飲で」
いたいたし‐げ
〘形動〙
いたいたし‐さ
〘名〙
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