痃癖(読み)ケンペキ

デジタル大辞泉 「痃癖」の意味・読み・例文・類語

けん‐ぺき【×痃癖/肩癖】

《「けんべき」とも》
首から肩にかけて筋肉がひきつって痛むこと。肩凝り。けんびき。
《肩凝りを治すところから》按摩あんまの術。けんびき。
「親子ぢゃとて遠慮はない。もぐさも―も大づかみにやってくれ」〈浄・歌祭文

けん‐びき【×癖】

けんぺき(痃癖)」の音変化。
「このごろ―痛きに」〈浄・出世景清

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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