異類(読み)イルイ

デジタル大辞泉 「異類」の意味・読み・例文・類語

い‐るい【異類】

種類・種族の異なったもの。
人間でないもの。鳥・獣・化け物など。

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精選版 日本国語大辞典 「異類」の意味・読み・例文・類語

い‐るい【異類】

〘名〙
① 種類の異なったもの。また、普通と違う異様なもの。
※和漢朗詠(1018頃)下「李陵が胡に入(い)っしに同じ ただ異類をのみ見る〈皇甫曾〉」 〔列子黄帝
② 人間以外の動物。鳥、獣など。
※真如観(鎌倉初)「凡やうやうの異類(イルイ)の虫共無量無辺にして」

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普及版 字通 「異類」の読み・字形・画数・意味

【異類】いるい

類の異なるもの。鬼神の類。〔荘子人間世〕虎の人とを異にし、而も己をに媚(こ)ぶるは、順なればなり。

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