異宮(読み)ことみや

精選版 日本国語大辞典 「異宮」の意味・読み・例文・類語

こと‐みや【異宮】

〘名〙
① 他の皇居ほか宮殿
続日本紀‐天平宝字六年(762)六月三日・宣命「別宮(ことみや)に御坐し坐さむ時しかえ言はめや」
② 他の宮。ほかの皇后中宮皇子皇女などのこと。
源氏(1001‐14頃)葵「こと宮たちのさるべきおはせず」

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