畔織(読み)あぜおり

精選版 日本国語大辞典 「畔織」の意味・読み・例文・類語

あぜ‐おり【畔織】

〘名〙 織物名称一つ。経(たていと)と緯(よこいと)とを、互いに他の数本の糸を越えさせて織り、田のあぜのように、表面にでこぼこを生じさせた織物。経が緯を越えたものを経畔織、緯が経を越えたものを緯畔織という。琥珀(こはく)八丈仙台平(せんだいひら)博多、斜子(ななこ)などに用いられる。畝織(うねおり)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android