男山焼(読み)おとこやまやき

精選版 日本国語大辞典 「男山焼」の意味・読み・例文・類語

おとこやま‐やき をとこやま‥【男山焼】

〘名〙
磁器一つ。和歌山県有田郡広川町の辺りで、文政一〇年(一八二七)から崎山利兵衛が焼いた磁器。明治一一年(一八七八廃業。〔紀伊続風土記(1839)〕
② 明治一〇年(一八七七)兵庫県姫路で、士族への授産目的に、男山で焼いた陶器。四、五年で廃された。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android