甲斐名勝志(読み)かいめいしようし

日本歴史地名大系 「甲斐名勝志」の解説

甲斐名勝志
かいめいしようし

五巻(三冊) 萩原元克

成立 天明二年

版本 山梨県立図書館など

解説 甲斐国内の名所旧跡社寺などを略述した地誌。萩原元克は国学者。一町田中村(現山梨市)の出で初め加賀美光章に学び、のちに本居宣長門下に入って甲斐に国学を導入した。版本は江戸須原屋伊八から刊行され、天明三年・同六年・同七年・同八年の各版がある。

活字本 甲斐叢書六・甲斐志料集成三

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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