田麦俣村(読み)たむぎまたむら

日本歴史地名大系 「田麦俣村」の解説

田麦俣村
たむぎまたむら

[現在地名]朝日村田麦俣

現朝日村域の北東部、梵字ぼんじ川右岸に位置し、地内を同川支流田麦川が流れる。田麦川上流は天保てんぽう堰の水源となっている。集落は六十里越街道に沿い、同街道の庄内藩領最南端にあたる。元和八年(一六二二)の酒井氏知行目録では高七斗余。正保郷帳では田高二石余・畑高一三石余。弍郡詳記では高二二石余、免二ツ六分、家数三五、小名として上村下村が載る。庄内藩大網おおあみ番所の末番所が置かれた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android