田子内村(読み)たごないむら

日本歴史地名大系 「田子内村」の解説

田子内村
たごないむら

[現在地名]成瀬村田子内

西流する成瀬なるせ川の中流に位置する。川沿いに椿台つばきだい村に通じる脇街道が走り、村は大沢口に形成された扇状地上に街村状に発達。東は岩井川いわいかわ村、西は平鹿ひらか荻袋おぎふくろ(現平鹿郡増田町)、南は峰越しに同郡猿半内さるはんない村(現増田町狙半内さるはんない)と接する。

正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に田子内村四五八石とみえる。

宝永二年(一七〇五)の雄勝郡村々御黒印高牒(秋田県庁蔵)によれば、高は本田三五四石二斗三升四合、新田四八七石四斗九升二合、合計八四一石七斗二升六合(当高七一一石四升五合)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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