瑤池(読み)ようち

精選版 日本国語大辞典 「瑤池」の意味・読み・例文・類語

よう‐ち エウ‥【瑤池】

崑崙(こんろん)山中にあり神仙が住むという中国の伝説上の池。周の穆王(ぼくおう)西方を旅行し、この池のほとりで西王母に会ったと伝えられる。
※浄業和讚(995‐1335)上・中夜讚「琪樹のしげれるあひだには 宮殿ひかりあきらけし 瑤池のすめるそこには 金銀いさごてらせり」 〔列子‐周穆王〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報