珥貂(読み)じちよう(てう)

普及版 字通 「珥貂」の読み・字形・画数・意味

【珥貂】じちよう(てう)

漢代、侍中常侍の官に貂(てん)の尾と金とをはさみ、をつけて飾りとした。魏・曹植〔王仲宣(粲)の誄(るい)〕を戴き貂を珥(さしはさ)み、朱衣帶す。入りては帷幄(ゐあく)に侍し、出でては蓋を擁(よう)す。

字通「珥」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android