玉藻刈る(読み)タマモカル

デジタル大辞泉 「玉藻刈る」の意味・読み・例文・類語

たまも‐かる【玉藻刈る】

[枕]
藻を刈る情景から、海辺地名敏馬みぬめ」「処女をとめ」「辛荷からに」などにかかる。
「―敏馬みぬめを過ぎて夏草野島の崎に舟近付きぬ」〈・二五〇〉
沖にかかる。
「―沖辺は漕がじ」〈・七二〉

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