玉簾(読み)タマスダレ

デジタル大辞泉 「玉簾」の意味・読み・例文・類語

たま‐すだれ【玉×簾/×簾】

玉で飾ったすだれ。また、すだれの美称。たまだれ。
ヒガンバナ科多年草地下鱗茎りんけいから細長い葉が群がって出る。夏、高さ約30センチの茎を出し、クロッカスに似た白い花をつける。南アメリカ原産 花=夏》

ぎょく‐れん【玉×簾】

玉で飾ったすだれ。また、すだれの美称。

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精選版 日本国語大辞典 「玉簾」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐れん【玉簾】

〘名〙 玉で装飾したすだれ。また、すだれの美称。美しいすだれ。たますだれ。
菅家文草(900頃)五・七夕「明朝大史何来奏、更有文星映玉簾」 〔趙孟頫‐天冠山題詠詩〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「玉簾」の解説

玉簾 (タマスダレ)

学名Zephyranthes candida
植物。ヒガンバナ科の多年草,園芸植物,薬用植物

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