玉火(読み)たまび

精選版 日本国語大辞典 「玉火」の意味・読み・例文・類語

たま‐び【玉火】

〘名〙
① 打ち上げ花火美称。《季・秋》
※俳諧・一本草(1669)四「見たき身もあこがれ出る玉火かな〈政孝〉」
人魂(ひとだま)
浮世草子・西鶴諸国はなし(1685)二「橋本狐川のわたりに、見なれぬ玉火(タマビ)の出しと里人の語りし」

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