玄黙(読み)げんもく

精選版 日本国語大辞典 「玄黙」の意味・読み・例文・類語

げん‐もく【玄黙】

〘名〙 (「玄」はおくぶかく静かな意) おくゆかしくて、口数のすくないこと。もの静かにだまっていること。
※新編覆醤続集(1676)一・閑適「静観風物年遷、玄黙澹然憑榻眠」 〔漢書‐古今人表注〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「玄黙」の読み・字形・画数・意味

【玄黙】げんもく

もの静か。〔漢書、刑法志〕孝位するにび、躬(みづか)ら玄默を脩め、農桑め趣(うなが)し、租賦減省す。~風篤厚、禁罔闊(そくわつ)なり。

字通「玄」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報