玄奘三蔵院(読み)げんじょうさんぞういん

世界の観光地名がわかる事典 「玄奘三蔵院」の解説

げんじょうさんぞういん【玄奘三蔵院】

中国の陝西(せんせい)省の省都西安シーアン)のシンボルとなっている大雁塔(だいがんとう)の近くにある、玄奘三蔵(三蔵法師)を祀る寺院。玄奘三蔵は、「長安」と呼ばれていた西安から西域へと旅立ち、インドから仏典を持ち帰り、「西遊記」の三蔵法師のモデルにもなった、唐の時代の高僧である。唐の様式の寺院だが、比較的新しい。仏舎利(ぶっしゃり)、資料などが展示されている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android