仏舎利(読み)ぶっしゃり

精選版 日本国語大辞典 「仏舎利」の意味・読み・例文・類語

ぶっ‐しゃり【仏舎利】

〘名〙 釈迦遺体、または遺骨舎利仏骨
※続日本紀‐神護景雲二年(768)一二月甲辰「密置数粒珠子於其前、称為仏舎利」 〔魏書‐釈老志〕

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デジタル大辞泉 「仏舎利」の意味・読み・例文・類語

ぶっ‐しゃり【仏舎利】

釈迦しゃかの遺骨。舎利。「仏舎利塔」

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「仏舎利」の解説

仏舎利
ぶっしゃり

歌舞伎浄瑠璃外題
初演
慶長18.秋(京)

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世界大百科事典(旧版)内の仏舎利の言及

【舎利】より

…遺骨のこと。とくに釈迦の遺骨を指して仏舎利(ぶつしやり)ともいう。サンスクリットのシャリーラśarīraの音写。…

【舎利容器】より

舎利はサンスクリットで〈身体〉の意であるが,仏教では仏舎利として釈迦の遺骨をさし,これが尊ばれる。実際にはこれに替わるものとして籾,牛玉,玉類などを尊重し,塔中に安置した。…

※「仏舎利」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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