獅子蘭科(読み)ししらんか

精選版 日本国語大辞典 「獅子蘭科」の意味・読み・例文・類語

ししらん‐か ‥クヮ【獅子蘭科】

〘名〙 シダ植物の科名。葉は根茎と関節しない。根茎は細胞膜が肥厚して格子状にみえる鱗片におおわれる。葉は一般に単葉で、葉脈網状に結合するが網目の中に遊離脈はない。胞子嚢群は葉脈に沿って線状に長くのびる。胞子嚢群をおおう包膜はないが、側糸をまじえる。日本にはタキミシダシシランなど七種類があり、広義ウラボシ科に含めることもある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android