狂心(読み)たぶれごころ

精選版 日本国語大辞典 「狂心」の意味・読み・例文・類語

たぶれ‐ごころ【狂心】

〘名〙 くるった心。常軌を逸した心。
書紀(720)斉明二年是歳(北野本訓)「時の人謗(そし)りて曰はく、狂心(タフレここロ)の渠(みそ)功夫(ひとちから)を損(おと)し費すこと三万余」

きょう‐しん キャウ‥【狂心】

〘名〙 狂った心。
続日本紀‐和銅五年(712)九月己丑「其北道蝦狄、遠憑阻険、実縦狂心、屡驚辺境

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android