牧石上村(読み)ひろいしかみむら

日本歴史地名大系 「牧石上村」の解説

牧石上村
ひろいしかみむら

[現在地名]五色町広石上ひろいしかみ

牧石北村の南東栢野かやの村の南に位置し、せん山山麓の北西斜面にあたる。傍示は山傍示と里傍示に分れる。なめら谷・おくの谷・鷹の巣たかのす谷・柿の木かきのき谷などの水は、中央を北東から南東に流れる広石川に注ぐ。正保国絵図に村名がみえ、高三四四石余。天保郷帳では高三七六石余。反別戸数取調書には広石上村とあり、反別二七町四反余、高五〇二石余、うち三五二石余は蔵入地、一五〇石は神田帯刀ら二名の給地。家数五九・人数二七〇。近世後期には鳥飼組に属した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android