20世紀日本人名事典 「牧 朴真」の解説 牧 朴真マキ タネオミ 明治〜昭和期の官僚,政治家 衆院議員;青森県知事。 生年嘉永2年3月29日(1849年) 没年昭和9(1934)年4月29日 出生地肥前国島原(長崎県) 経歴太政官などに勤務後、明治23年衆院議員に当選、2期務める。のち官僚となり台湾台中県知事を経て、佐和知事更迭反対が渦巻く中、29〜30年青森県知事に就任したが、自由派を遠ざけるなどしたため県会と対立し3度不信任決議が可決された。のち愛媛県知事、農商務省水産局長を歴任、実業界では総武鉄道社長、大日本水産会副総裁などを務める。水産業発展のために尽力した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報