牝牛に腹突かる(読み)あめうしにはらつかる

精選版 日本国語大辞典 「牝牛に腹突かる」の意味・読み・例文・類語

あめうし【牝牛】 に 腹(はら)(つ)かる

角がなくておとなしい牝牛に腹を突かれる。ばかにしていた相手にやりこめられるたとえ。
※十訓抄(1252)三「『我のみと思ひこしかど高砂の尾上の松もまだ立てりけり』人々感じあへり。良暹、その所にありて、妻牛(アメウシ)に腹つかれぬるわざかなとぞ言ひける」

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