牛込通寺町(読み)うしごめとおりてらまち

日本歴史地名大系 「牛込通寺町」の解説

牛込通寺町
うしごめとおりてらまち

[現在地名]新宿区神楽坂かぐらざか六丁目

神楽坂の通り(市谷御門通)の北側に位置する片側町。北は牛込うしごめ松源寺しようげんじ門前や松源寺境内となっており、西は書院番組与力の屋敷など、通りを挟んで南は牛込うしごめ正蔵院しようぞういん門前など。古くは牛込村百姓地であったが、その後町屋になった。起立年代は不詳。町名は牛込御門通の寺町であることに由来。町内間数は田舎間で、東西の表間口二一間余、南北裏行一八間余、総坪数三九七坪余。文政一〇年(一八二七)の家数一〇、うち地主一・家主六・地借三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android