牛込千手院門前(読み)うしごめせんじゆいんもんぜん

日本歴史地名大系 「牛込千手院門前」の解説

牛込千手院門前
うしごめせんじゆいんもんぜん

[現在地名]新宿区弁天町べんてんちよう

牛込浄輪寺うしごめじようりんじ門前の南、七軒寺しちけんてら町の通り(現外苑東通)の東側に位置し、寛永一二年(一六三五)に替地として当地を拝領した千手院の境内西側に成立した門前町屋。門前町屋の起立年代は不明だが、延享二年(一七四五)に町奉行支配となった。宝暦一三年(一七六三)に類焼し、のち先規同様に家作を許され、寛政一一年(一七九九)に類焼した際も同様に許されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android