片行(読み)かたいき

精選版 日本国語大辞典 「片行」の意味・読み・例文・類語

かた‐いき【片行】

〘名〙 一方にばかりかたよること。かたゆき。
※大学垂加先生講義(1679)「以其気而言之、二気五行の数ある中には偏いきがある筈也」

かた‐ゆき【片行】

※理気差別論(1646)人身「偏と申は一方にはありて、一方には物のなく、かたゆきのしたるを、偏と申候」

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