片巻村(読み)かたまきむら

日本歴史地名大系 「片巻村」の解説

片巻村
かたまきむら

[現在地名]河内村片巻

利根川の旧氾濫原の平坦地にあり、南は田川たがわ村。「稲敷郡郷土史」によれば、元和年間(一六一五―二四)には一集落が成立していたが、正保二年(一六四五)に領主堀田氏の許可を得て開拓が進み漸次一村をなすといい、元禄郷帳の村高は三三五石余。延享年間(一七四四―四八)は田安家領で、以後天領となるが、幕末は再び田安家領となる(旧高旧領取調帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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