デジタル大辞泉
「片山陰」の意味・読み・例文・類語
かたやま‐かげ【片山陰】
山の片側で陰になった所。また、へんぴな山陰。
「うちなびき春さりくればひさぎ生ふる―に鶯ぞ鳴く」〈金槐集〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
かたやま‐かげ【片山陰】
〘名〙
一方がなだらかで、一方がけわしい山の陰になっている所。
一説に、へんぴで寂しげな山の陰になった所。
※
山家集(12C後)上「ひとり住むかた山かげの友なれや嵐に晴るる冬の
山里」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報