父の命(読み)チチノミコト

デジタル大辞泉 「父の命」の意味・読み・例文・類語

ちち‐の‐みこと【父の命】

父を敬っていう語。父上父君
「乳の実の―は栲綱たくづのの白ひげの上ゆ涙垂なみだたり」〈・四四〇八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「父の命」の意味・読み・例文・類語

ちち【父】 の 命(みこと)

父を敬っていう語。父上。父君。
万葉(8C後)二〇・四四〇八「ちちのみの 知知能美許等(チチノミコト)栲綱(たくづの)白鬚の上ゆ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android