熟鮨(読み)なれずし

精選版 日本国語大辞典 「熟鮨」の意味・読み・例文・類語

なれ‐ずし【熟鮨】

〘名〙 (「なれ」は熟する意) 魚介類を発酵させ、酢を使わずに、自然の酸味で食べる鮨。塩漬けにした魚に、塩を混ぜた飯をつめて漬けたものと、魚のそぎ身と飯を混ぜ合わせて漬けたものがある。《季・夏》 〔紀伊続風土記(1839)〕

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