照臭(読み)てれくさい

精選版 日本国語大辞典 「照臭」の意味・読み・例文・類語

てれ‐くさ・い【照臭】

〘形口〙 人前に出て恥ずかしくて気おくれした気持である。大勢の前でほめられたりして気恥ずかしい。きまりが悪い
多情仏心(1922‐23)〈里見弴〉ひとり旅「見ず知らずの他人よりも、内々の人に見てゐられる方が、遙かに気づまりでもあれば、てれ臭くもあるやうなもので」
てれくさ‐げ
〘形動〙
てれくさ‐さ
〘名〙

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