煤ぶる(読み)ススブル

デジタル大辞泉 「煤ぶる」の意味・読み・例文・類語

すす‐ぶ・る【×煤ぶる】

[動ラ五(四)]すすで汚れて黒ずむ。すすける。すすぼる。
「―・りたる大黒天、或は仁王等の彫像を見」〈雪嶺・偽悪醜日本人〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「煤ぶる」の意味・読み・例文・類語

すす‐ぶ・る【煤ぶる】

〘自ラ四〙 すすける。よごれる。すすぶ。すすびる。すすぼる。すすぼれる。
評判記色道大鏡(1678)五「障子もすすぶり、たてつけの隅は鼠の道としてかぶり明ぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android