焼身(読み)ショウシン

デジタル大辞泉 「焼身」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しん〔セウ‐〕【焼身】

[名](スル)自分のからだを火で焼くこと。

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精選版 日本国語大辞典 「焼身」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しん セウ‥【焼身】

〘名〙 自分の身体を焼くこと。仏教では、主に僧が求法供養または衆生済度のために火中に身を投ずること。
※法然上人行状画図(1307‐16頃)二八「自害往生・焼身往生・入水往生・断食往生等の事、末代には斟酌すべしと誡めをかれけるとかや」

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普及版 字通 「焼身」の読み・字形・画数・意味

【焼身】しようしん

焚身。

字通「焼」の項目を見る

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デジタル大辞泉プラス 「焼身」の解説

焼身

宮内勝典小説。2005年刊行。第57回読売文学賞(小説賞)受賞

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世界大百科事典(旧版)内の焼身の言及

【捨身】より

…捨身の方法は焚身,入水(経典に証例なく,日本にとくに多い),投身,断食,頸縊,自害などがあった。薬王菩薩の焼身(《法華経》),薩埵(さつた)太子の捨身飼虎(《金光明経》),雪山(せつせん)童子の捨身羅刹(らせつ)(北本《涅槃経》)は著名。月兎はウサギの焚身であることが《今昔物語集》にみえている。…

※「焼身」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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