無理遣・無理矢理(読み)むりやり

精選版 日本国語大辞典 「無理遣・無理矢理」の意味・読み・例文・類語

むり‐やり【無理遣・無理矢理】

〘副〙 (「に」「と」を伴って用いることもある。「矢理」はあて字) 筋道が通らないと知りながら、また、困難あるいはだめだと知りながら行なうさまを表わす語。しいて。むりやりさんぽう。むりむり。むりから。
四河入海(17C前)一〇「悪酒のわるい酒を飲めば、悪人のわるい人にとりやうたが如なぞ。むりやりと酔て、頭がうちて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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