無常の殺鬼(読み)むじょうのせっき

精選版 日本国語大辞典 「無常の殺鬼」の意味・読み・例文・類語

むじょう【無常】 の 殺鬼(せっき)

人の命を奪うこの世の無常を、恐ろしい鬼にたとえたもの。死。
発心集(1216頃か)七「無常の殺鬼(セッキ)の来らざらんさきに、出離の業をはげむべし」 〔法句譬喩経‐一〕

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