無上正覚(読み)ムジョウショウガク

デジタル大辞泉 「無上正覚」の意味・読み・例文・類語

むじょう‐しょうがく〔ムジヤウシヤウガク〕【無上正覚】

仏語最上の完全な悟り。阿耨多羅三藐三菩提あのくたらさんみゃくさんぼだい。無上菩提。無上正等覚。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「無上正覚」の意味・読み・例文・類語

むじょう‐しょうがく ムジャウシャウガク【無上正覚】

〘名〙 仏語。最上のさとり。一切の法を知り尽くす完全で、この上ないさとり。仏のさとり。無上菩提。無上正等覚。無上等正覚阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)
源平盛衰記(14C前)二四「二六の難行功畢て、無上正覚(ムジャウシャウガク)成就せり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報