為直・仕直(読み)しなおし

精選版 日本国語大辞典 「為直・仕直」の意味・読み・例文・類語

し‐なおし ‥なほし【為直・仕直】

〘名〙 やりなおすこと。改めて行なうこと。また、もう一度同じことをくりかえすこと。
※古活字本毛詩抄(17C前)一二「占をば亀をも蓍をも気にあわぬとてしなをしはせぬ物ぞ」

し‐なお・す ‥なほす【為直・仕直】

〘他サ五(四)〙 改めて行なう。つくり改める。やりなおす。
落窪(10C後)三「殿に明日なんわたり給ふべきとて、雑色所政所など定めて、所々などしなほさせ侍る」

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