灰書(読み)はいがき

精選版 日本国語大辞典 「灰書」の意味・読み・例文・類語

はい‐がき はひ‥【灰書】

〘名〙
① 灰の上に、火箸などで文字や絵を書くこと。
俳諧佐夜中山集(1664)一「灰書をするや焼野のつくづくし〈祐元〉」
カトリック教会で、灰の水曜日に、聖灰で信者の額に十字架のしるしを書くこと。
ロザリオの経(1623)三「Quaresma ノ ショニチノ faigaqino(ハイガキノ)Quarta ニ コウクイノ シルシト シテ カミヲ キリ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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