灯籠流(読み)とうろうながし

精選版 日本国語大辞典 「灯籠流」の意味・読み・例文・類語

とうろう‐ながし【灯籠流】

〘名〙 盂蘭盆(うらぼん)末日、一五日・一六日などの夜に、木や竹にろうそくを立てて作ったたくさんの小灯籠に火を点じて川や海に流す年中行事精霊(しょうりょう)を送り出す信仰的意味をもっている。流灯流灯会。《季・秋》
※東京自由新聞‐明治一三年(1880)六月一〇日「燈籠流しの元祖向島言問団子の主人外山佐吉は」

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